ビル・商業施設のダクトのお悩みや工事の基本情報や特徴を紹介

ビル・商業施設の
ダクト工事について

ビル・商業施設のダクト工事について

ビルや商業施設におけるダクト工事は、効率的な空気の循環と快適な環境を確保するために重要となります。最適なダクトの選定や設置が、施設の利用者の満足度や安全性に直結するためです。

このようなお悩みの原因は、ダクトの不備かもしれません。ビルや商業施設におけるダクト工事は、施設全体の快適性や安全性を確保するために重要な役割を持ちます。空調機能の効率化や火災時の安全対策、予算とコストの管理など、多岐にわたる課題をしっかり解決しましょう。

ビル・商業施設に使われるダクトは主に5種類あり、それぞれ役割が異なります。

: 空調ダクト

ビルや商業施設などをはじめ、多くの建物に設置されているダクトです。簡単にいうと「空気の通り道」で、温度や湿度をコントロールするために、エアコンなどの空調機とあわせて設置されます。快適な室内空間をつくる役割を持ちます。

: 換気ダクト

給気ダクトに対して、室内から空調機へ空気を引き込むダクトです。室内の汚れた空気を室外に排出し、新鮮な空気を取り入れる役割を持ちます。英語にするとReturn Airとなり、略称で「RA」とも呼ばれることもあります。

: 排気ダクト

一般的なビルのほか、飲食店や工場といった煙やにおい、有毒ガスなどが発生しやすい建物にも設置されるダクトです。新鮮な空気の循環を担い、室内の汚れた空気を室外に排出して外気を取り入れる役割があります。英語にするとExhaust Airとなり、略称で「EA」と呼ばれることもあります。

: 給気ダクト

外気や空調機から新鮮な空気を室内へ取り込む役割を持ち、多くの建物に設置されるダクトです。英語にするとSupply Airとなり、「SA」という略称で呼ばれることもあります。

: 排煙ダクト

火災時に煙を素早く室外に出すために必要となるダクトです。火災警報器やスプリンクラー、シャッターなどと連動して動作します。英語ではSmoke Exhaust AirまたはSmokeとなり、略称で「SEA」「SM」と呼ばれることもあります。

ダクト工事の価格は、建物の規模や設置場所の形状、用途などによって差があります。設置場所の環境に応じて、最適なダクト素材や空調設備、配管などが異なるためです。

例えば、耐火性や特殊機能を持つ素材は一般的な素材よりも高価です。また、高層階や地下などのアクセスしづらい場所は施工が難しく、大規模な商業施設では施工範囲が大きくなることから、費用が高額になる傾向にあります。

これらを総合的に考慮し、最適なダクト工事の計画が重要です。

岩元空調では、提案・見積り時にダクト工事の費用を提示します。費用に関する不明点がございましたら、随時お申し付けください。

また、下記コラムでは費用に関する情報をまとめているので、ぜひご参考にしてください！

01: 信頼性がある

ダクト工事においては、信頼できる業者を選ぶことが重要です。公式サイトなどに掲載されている過去のプロジェクトから実績を、口コミサイトなどから評判を確認し、参考にしましょう。また、ダクト工事に必要な資格（空調設備士や配管技能士など）を保有していることも確認します。

02: 適切なダクト設計を提案してくれる

施設の用途や規模に応じたダクト材質の選定と設計が必要です。耐火性や耐久性、メンテナンスのしやすさなどを考慮し、工事の予算だけでなくメンテナンスなどにかかる長期的なコストも含めて検討してくれる業者を選びましょう。

03: 進捗を適宜共有してくれる

施設の運営に影響を与えないように、施工スケジュールは綿密に調整してくれる業者を選びましょう。また、施設の規模が大きかったり特殊な材質のダクトを使用したりする場合は、工期が長くなる傾向にあります。スムーズな進行のためにも、工事の間も進捗を適宜共有してくれる業者を選ぶことをおすすめします。